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ペルシャ絨毯【ウール】カシャーンW-5326AM

元の価格は ¥495,000 でした。現在の価格は ¥440,000 です。 (税込)

在庫1個

品番
W-5326AM
寸法
厚み
結び
ペルシャ結び、約36万ノット
工房
シャードサル
定価
495,000
カテゴリー: サイズ:

商品情報

⚫︎赤色ベースのカシャーン絨毯はイランではとても人気があり多くの家庭で使用されているため、バザールでは中古品がたくさん販売されています。
こうした中古品は新品よりもかなり安く仕入られるため、修理を施した上、新品と偽って販売する業者が後を絶ちません。
中古品は外側のサブ・ボーダーの外の余白部分が極端に狭かったり、なかったりするものが多いです。
またフリンジが普通よりかなり短いものも中古品の確率が高いといえます。
フリンジは新しいものに取り換えられていることもありますが、フリンジの根元部分をパイルと同色、または2色の色糸で覆うようにしてあるので(切り取ったオリジナルの糸が見えないようにするため)、そこを見れば判別できます。
本作はもちろん正真正銘の新品です。

⚫︎カシャーンはイラン中央部のイスファハン州にある町で、古くから「工芸の町」として知られてきました。
極度に乾燥したこの町は農業に適さず、カシャーンの人々は工芸に生業を求めたのです。
カシャーンにおける絨毯製作の歴史は古く、サファヴィー朝期よりも前に遡ると言われます。
サファヴィー朝期には宮廷の保護の下に絨毯工房が開設され、有名なアルデビル絨毯も作者のマクスド・カシャーニがカシャーンの出であることから、この町で製作されたとする説があります。
アッバス1世の時代にはシルクと金糸、銀糸を使った豪華な絨毯やキリムが作られ、それらの多くははヨーロッパに輸出されました。
サファヴィー朝の消滅から暫くの間、ペルシャ絨毯は製作されませんでしたが、19世紀末に絨毯産業が復興すると、たちまちにしてかつての地位を回復し、1930年代には最も高品質なペルシャ絨毯を産出する町として世界に名を知られるようになります。
今日もペルシャ絨毯の製作は続けられていますが、デザインのバリエーションは少なくなっています。

⚫︎普段の手入れは週に1度、パイルの流れに沿って軽く掃除機をかけるか箒(ほうき)で掃いてください。
ロボット掃除機はフリンジを傷めてしまうため、使用を控えるかフリンジを絨毯の内側に織り込んでから起動させるようにしてください。
何かをこぼした場合はスプーンなどを用いて掬い取り、その後、水で濡らして固く絞ったタオルなどで汚れを除去します。
水で薄めた中性洗剤なら使用しても構いませんが、できるだけ擦らないようにしてください。
乾いたタオルなどで水分をしっかりと拭い取ってから、ドライヤーで乾燥させます。
クリーニングは10年に1度、必ず手織絨毯専門のクリーニング業者に依頼してください。
自分で洗ってしまうと、絨毯に修復不可能なダメージを与える可能性があります。
保管する際には防虫剤をお忘れなく。

⚫︎その他ご不明な点があれば遠慮なくお問い合わせください(お問い合わせの際には、必ず品番をお伝えくださいますようお願いします)。

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