ペルシャ絨毯のイランへの一時輸出が可能に

ペルシャ絨毯のイランへの一時輸出が可能に

ペルシャ絨毯のイランへの一時輸出が可能に

[第 話]

2024年3月、イランの文化観光省手工芸品局長は、修理、クリーニング、色補修、展示会への出品のために、ペルシャ絨毯の一時輸入に関する関税法施行規則の改正を発表しました。

メフル通信が文化観光省広報局のファルザド・オジャニ氏の話として伝えたところによると、関税法執行規則第 75 条により、手荷物による一時的な持ち込みは以前から許可されていたとした上で、「ペルシャ絨毯の修理、クリーニング、色補修、展示会への出品を促す必要がある。手工芸品副局長の提案により、キリムやジレなどを含むイランの手工芸品の作家や職人を支援する目的で、この文言が追加された。ただし、イラン製の機械織絨毯はこの条項には含まれていない」と述べました。
これにより、日本から修理などのためにペルシャ絨毯を一時的にイランへ送ることが可能になります。

手工芸品局マーケティング部長は「当局の度重なる努力と関係者の協力により、2024年1月18日、修理などのためにペルシャ絨毯や他の手織物の一時輸入に関する文言が追加された。修理やクリーニング、シミ抜き、展示会への出品が可能になったことは、この国の絨毯産業や伝統工芸品産業に関わる人々を支援する手段として効果的なものである」と語りました。

これは私たち、日本のペルシャ絨毯業者にとっては朗報です。
これまで重い荷物を持って移動していましたが、これが実現すれば随分と楽になります。
どのような手続きが必要となるかはまだ分かりませんが、今後の発表に注目したいと思います。

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