北ホラサン州のペルシャ絨毯の無形文化遺産への申請準備が進行中

北ホラサン州のペルシャ絨毯の無形文化遺産への申請準備が進行中

北ホラサン州のペルシャ絨毯の無形文化遺産への申請準備が進行中

[第 話]

北ホラサン州ドイドフのシルク絨毯の世界遺産登録に向けての準備が進んでいることが分かりました。
ドイドフのシルク絨毯は、市場ではグーチャン・シルクとして流通しています。

ボイノルドの文化遺産・観光・手工芸品局のアリ・モストフィアン局長は、「この作品をユネスコの無形文化遺産リストに登録するには、今後数年間のうちに州の真剣な決意を国に示さなければならない」と登録に意欲を見せています。

モストフィアン局長は、旅行先を選ぶ際に決め手の一つとなるのはユネスコの世界遺産リストに登録されている遺産であるとし、ラバト・ゴリー・キャラバンサライが登録されれば北ホラサンを選択肢に加えることできるという考えを明らかにしました。

さらに、同じく国の無形文化財に指定されているジェルガラン地域のトルクメンの絨毯織りの技術をユネスコの世界リストへ申請することが提案されていることを公表しました。

モストフィアン局長は、「既に関係機関との連携、イラン絨毯博物館との打ち合わせ、申請書類の作成、保護、国内および国外の展示会における広報活動の準備は終えており、登録に関するすべての準備が整っている」と語ります。

北ホラサン州のラジョジャルグラン市はイラン国内におけるトルクメン絨毯の中心地であり、世界中にファンを持つこの絨毯には、北ホラサン州の観光と手工芸品の目玉として、大きな将来性があります。

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