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ペルシャ絨毯【トライバルラグ】シラーズ 200×147(cm) *1442MP 

元の価格は ¥330,000 でした。現在の価格は ¥297,000 です。 (税込)

在庫1個

品番
1442MP
寸法
200×147(cm) ※フリンジを含まず
厚み
12.1mm
結び
ペルシャ結び、約25万ノット
工房
定価
330,000
カテゴリー: , サイズ:

商品情報

■澄んだターコイズ・ブルーが実に美しい一枚です。
アンティークのギャッベを洗練させたデザインで、シンプルでありながらも細部にまで拘っています。
文様の中にはハムセのアラブ族に由来するユニークな鶏文様もあります。
パイルの染色には天然染料のみが使用されているため、時の経過とともに味わい深さが増してゆくでしょう。
とりわけフィールドを無地にしたプレイン・デザインは、天然染料ならではのアブラシュの魅力を十分に感じさせてくれるはずです。
アブラシュは絨毯の横方向に現れる帯状の色斑のこと。
一度に大量に染色することのできない天然染料を用いた糸は、綛(かせ)が変わるごとに色が僅かに変わります。
それがノッティング後、色斑となって表れるのです。
アブラシュは絨毯の表情に色どりを添えるものとして受け入れられています。

■シラーズはイラン南西部の都市で、ファース州の州都です。
「花の都市」とも称されるこの町には美しい庭園や公園が多く存在し、特に春には花が咲き乱れる姿が訪れる人々を魅了します。
またシャー・チェラーグ廟やナシール・アルモルク・モスクなどの歴史的建造物も多く、イラン屈指の観光スポットであるペルセポリスへの玄関としても有名です。
9世紀以降サッファール朝、ブワイフ朝のもとで発展。
13世紀には芸術・文化の中心地となり、イランの2大詩人として知られるハーフェズとサーディーを輩出しました。
18世紀に興ったザンド朝の首都となったほか、1941年に即位したモハンマド ・レザー・パフラヴィーの治世下ではイラン文化発祥の地として、特別な存在となります。
シラーズはイラン南部最大の絨毯の集積地としても知られていますが、この町では絨毯は製作されていません。
「シラーズ産」というは、シラーズのバザールに集められた絨毯のうち、製作した村や部族が特定できないものを指します。
シラーズの周辺にはカシュガイやハムセ、ルリなどの部族が居住していますが、今日では他部族やイラン人との結婚も珍しいことではなくなっていることに加え、テヘランやシラーズの絨毯商が注文したデザインを製作するケースも増えています。

■普段の手入れは週に1度、パイルの流れに沿って軽く掃除機をかけるか箒(ほうき)で掃いてください。
ロボット掃除機はフリンジを傷めてしまうため、使用を控えるかフリンジを絨毯の内側に織り込んでから起動させるようにしてください。
何かをこぼした場合はスプーンなどを用いて掬い取り、その後、水で濡らして固く絞ったタオルなどで汚れを除去します。
水で薄めた中性洗剤なら使用しても構いませんが、できるだけ擦らないようにしてください。
乾いたタオルなどで水分をしっかりと拭い取ってから、ドライヤーで乾燥させます。
クリーニングは10年に1度、必ず手織絨毯専門のクリーニング業者に依頼してください。
自分で洗ってしまうと、絨毯に修復不可能なダメージを与える可能性があります。
保管する際には防虫剤をお忘れなく。

■その他ご不明な点があれば遠慮なくお問い合わせください(お問い合わせの際には、必ず品番をお伝えくださいますようお願いします)。

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