ペルシャ絨毯を保管する際に注意すること
[第 話] ペルシャ絨毯をお持ちの方なら誰しもが、床に敷くなりタペストリーにするなりして、インテリアに生かしたいと考えることでしょう。 しかし暫くの間、納戸や倉庫に保管しなければならないことが起こり得るかもしれません。 […]

大自然の形容詞となったペルシャ絨毯
[第 話] 美しく高貴なるペルシャ絨毯は、『七王妃物語』をはじめとするペルシャ文学の中で、やがて、美の概念の代名詞となり、さらには美女を表現するための形容詞としても使われるようになりました。 彼は愛をこめて魅力的な美女を […]

本物と偽物が隣り合わせのペルシャ絨毯
[第 話] ペルシャ絨毯は歴史とともに育まれ、様々な時代の人々に愛され続けてきました。 そして、それを作るには長い月日と熟練の技術が必要とされます。 それゆえに貴重であり、貴重であるがゆえに高価なのです。 高価なものには […]

ペルシャ絨毯で部屋を彩る
[第 話] 私たちは日々、無意識のうちに色の影響を受けています。 自動販売機には赤系の色で「あたたかい」、青系の色で「つめたい」と書かれているのが普通です。 これは暖色と寒色の視覚効果を利用したもので、自動販売機の前に立 […]

鑑定団でペルシャ絨毯と鑑定されたイラク絨毯
2013年6月18日に放送されたテレビ東京の看板番組『開運! なんでも鑑定団』に、当時、自民党の広報部長で、現東京都知事である小池百合子氏がゲストとして出演されました。 小池氏が持ち込んだのは1990年に人質解放を求めて […]

ペルシャ絨毯の美の基準とは?
[第 話] 「どうして、こんな絨毯が何百万円もするのか分からない」とおっしゃる方がいます。 素材や染料の質、ノット数や織りの善し悪しなどについてご説明するのですが、そうした要素だけでは測れないところにペルシャ絨毯の価値が […]

マランドの夜の闇に消えたペルシャ絨毯
[第 話] その日、タブリーズを出てマランドに着いたのは夜の8時頃でした。 そろそろ夜の闇が迫って来る頃です。 マランドは東アゼルバイジャン州の主要都市の一つで、タブリーズの北西に位置しています。 タブリーズ絨毯を製作す […]

トライバルラグに込められた願い
[第 話] トライバルラグは「絨毯の母」といわれます。 なぜなら多くの研究者たちが、絨毯織りは遊牧民が始めたもので、トライバルラグこそが、のちの華麗で洗練された絨毯の原点であると考えているからです。 遊牧民の女性たちは絨 […]

ペルシャ絨毯は楽園のバーチャルリアリティ
イランには数々の美しい庭園があります。2011年には、そのうち9つの庭園が「ペルシャ式庭園」として世界遺産に登録されました。ペルシャ式庭園の歴史はアケメネス朝の時代にまで遡ります。パサルガダエに残る庭園は、イランで最初の […]

王の象徴としてのペルシャ絨毯
[第 話] 中世、精巧で豪華なペルシャ絨毯は、西アジアの世界にあっては最高のもの、値段もつけられないほど高価で貴重なものでした。 それゆえ結局は王室専有のものとなりました。 東ローマ帝国のヘラクリウス帝はササン朝ペルシャ […]

ペルシャ絨毯をオンラインで購入するには
[第 話] ペルシャ絨毯は他の絨毯に比べると高価であるため、通常は店頭で販売されます。 ただし、近くにペルシャ絨毯専門店がない、あるいは忙しくて行く暇がないという方もおられるでしょう。 そんなときに頼りになるのがオンライ […]

森谷延雄の「絨毯の話」ペルシャ絨毯他
[第 話] 専門学校ICSカレッジオブアーツ(旧インテリアセンタースクール)の講師を勤められた秋山修治氏から大変貴重な資料をいただきました。 1920(大正9)年に『木工と装飾』第12号 2月号に掲載された「絨毯の話」と […]
