ペルシャ絨毯【アンティーク】ビッケネ族 1920年代 200×130(cm) *302x
¥1,320,000 (税込)
商品情報
ビッケネ 1920年代アンティーク 200×130cm
本作について
1920年代に製作されたビッケネ産のアンティークペルシャ絨毯です。サイズは200×130cm、ペルシャ絨毯の伝統的な寸法であるドザールに該当する、最も需要の高い実用サイズとなっています。
デザインは赤地に段状の六角形メダリオン、コーナーには生成り地の唐草文様が配されたビッケネ絨毯の典型的な構図です。ボーダーには古典的な花文様が施され、フィールドの力強さとボーダーの繊細さが調和する構成となっています。天然染料による赤、青、ベージュの深みのある色調は、100年という時を経てさらに味わいを増しています。
特筆すべきは本作のコンディションです。100年以上前の作品でありながらフルパイル(毛足が減っていない状態)を保っており、意匠のディテールも鮮明。アンティーク絨毯としては極めて良好な状態の一枚と言えます。
ビッケネ産絨毯について
ビッケネはイラン北西部、ザンジャン州ザンジャン郡にある村で、隣接するコルトクと同様、クルドのハリバイ族が暮らしています。ザンジャンとビジャーとの間に位置するこの村では、ビジャーに似た丈夫な作りの絨毯が伝統的に製作されてきました。
大きなサルトランジを持つ六角形のメダリオンが特徴で、デザインはコルトク産によく似ていますが、色調はザンジャン産に近く深みのある暗めの発色となります。近年ではビジャー絨毯の最高級品と言われるアフシャル・ビジャーをも上回るほど高品質な作品が製作されるようになりました。
構造は伝統的なトルコ結び、ダブル・ウェフトによる堅牢な織り。本作のように1920年代の作品が良好な状態で残っていることは、ビッケネ絨毯の耐久性を証明する何よりの証拠と言えるでしょう。
ドザール(Dozar)というサイズについて
ドザールはペルシャ絨毯における伝統的なサイズ分類の一つで、およそ200×130cm前後の大きさを指します。ドー・ザールはペルシャ語で「2ザール(1ザールは古代ペルシャの単位で約104cm)」を意味し、居住空間の中心に敷く実用サイズとして数世紀にわたり愛用されてきました。現代の住宅においても、リビングルームのソファ前、ダイニングテーブル下、または寝室のベッドサイドラグとして最適なサイズです。
アンティーク絨毯としての価値
製作から100年を超える本作は、法的にもアンティークに分類される品です。天然染料の経年変化による色調の深まり、当時の職人の手仕事の痕跡、そしてビッケネ特有の堅牢な織り。これらは新しい絨毯では再現できない魅力です。実用と鑑賞、そして資産としての側面を併せ持つ一枚と言えるでしょう。
お手入れ方法
- アンティーク絨毯は特にデリケートです。普段の手入れは週に1度、パイルの流れに沿って弱めの吸引で軽く掃除機をかけるか、箒(ほうき)で優しく掃いてください。
- ロボット掃除機はフリンジを傷めてしまうため、使用を控えるかフリンジを絨毯の内側に織り込んでから起動させるようにしてください。
- 何かをこぼした場合はスプーンなどを用いて掬い取り、その後、水で濡らして固く絞ったタオルなどで汚れを除去します。アンティーク絨毯には洗剤の使用を避け、水拭きのみでの対処を推奨します。乾いたタオルなどで水分をしっかりと拭い取ってから、ドライヤーで乾燥させます。
- シミが残る場合はご自身では対処せず、必ず手織絨毯専門の業者にご相談ください。
- クリーニングは10年に1度、必ずアンティーク絨毯の扱いに慣れた専門業者に依頼してください。自分で洗ってしまうと、絨毯に修復不可能なダメージを与える可能性があります。
- 保管する際には防虫剤をお忘れなく。ウール絨毯は虫害の心配があるため、長期保管時は特に注意が必要です。
お問い合わせ
その他ご不明な点があれば遠慮なくお問い合わせください(お問い合わせの際には、必ず品番をお伝えくださいますようお願いします)。





























