ペルシャ絨毯【オールド】シルジャン 人物狩猟図 1960年代 126×220(cm) *no.28
¥415,000 (税込)
商品情報
シルジャン 1960年代 人物狩猟図 126×220cm
本作について
1960年代にイラン南東部ケルマン州のシルジャンで製作された、人物や動物を描いたピクトリアル(絵画)絨毯です。サイズは126×220cm。生成りの地に、王冠を戴いて馬上から弓を引く人物、弓を手にした従者たち、ガゼルやヒョウのような斑紋の獣、宮廷の人々が、ひとつの物語のように描き込まれています。
写実よりも素朴さを大切にした民芸調の人物描写と、赤錆色、スレートブルー、オリーブグリーン、ブラウンを大胆に配した色面構成が本作の魅力です。ボーダーには幾何学的なロゼットと様式化された植物文様が並び、部族絨毯らしい力強さで画面を引き締めています。右上にはペルシャ語で産地を示す銘が織り込まれています。
素材はウール100%。1センチあたり約5ノット(1平方メートルあたり約25万ノット)で織られており、部族絨毯としては比較的緻密な織りです。人物の表情や衣装の細部まで描き分けられているのは、この織りの細かさによるものです。
製作から60年ほどを経ていますが、傷みのない極めて良好なコンディションを保っています。床に敷いてお使いいただくのはもちろん、壁に掛けて一枚の絵画として飾っていただくのもおすすめです。
シルジャンとアフシャル族の絨毯
シルジャンはケルマン州西部の町で、周辺にはトルコ系の部族であるアフシャル族が暮らしています。アフシャル族はサファヴィー朝期にこの地域へ移り住んだとされ、遊牧や定住の暮らしの中で独自の絨毯文化を育んできました。周辺の村々で織られた絨毯はシルジャンの市場に集められて流通したことから、アフシャル絨毯はシルジャン絨毯の名でも知られています。
幾何学的なメダリオンや草花文様など、大胆な意匠が多いアフシャル絨毯の中でも、本作のように人物を主題にした作品は比較的少なく、希少な一枚です。
ピクトリアル絨毯について
ペルシャ絨毯の多くは草花や幾何学の文様で構成されますが、人物や動物、物語の場面を描いた作品はピクトリアル(絵画絨毯)と呼ばれ、独立したジャンルとして収集されています。シルジャンが属するケルマン州は、人物や物語を描いたピクトリアル絨毯の産地としても知られてきました。都市工房の写実的な作品とは異なり、村や部族の織り手による作品はのびやかで温かみのある描写が魅力で、民芸品としての評価も高まっています。
お手入れ方法
- 普段の手入れは週に1度、パイルの流れに沿って軽く掃除機をかけるか箒(ほうき)で掃いてください。
- ロボット掃除機はフリンジを傷めてしまうため、使用を控えるかフリンジを絨毯の内側に織り込んでから起動させるようにしてください。
- 何かをこぼした場合はスプーンなどを用いて掬い取り、その後、水で濡らして固く絞ったタオルなどで汚れを除去します。水で薄めた中性洗剤なら使用しても構いませんが、できるだけ擦らないようにしてください。乾いたタオルなどで水分をしっかりと拭い取ってから、ドライヤーで乾燥させます。
- クリーニングは10年に1度、必ず手織絨毯専門のクリーニング業者に依頼してください。自分で洗ってしまうと、絨毯に修復不可能なダメージを与える可能性があります。
- 保管する際には防虫剤をお忘れなく。
お問い合わせ
その他ご不明な点があれば遠慮なくお問い合わせください(お問い合わせの際には、必ず品番をお伝えくださいますようお願いします)。































