ペルシャ絨毯【コレクターズ・ウール】ベラミン 92×75(cm) *5530MW
¥330,000 (税込)
商品情報
■楽園の風景を細密画風に織り出した、新しいスタイルのベラミン絨毯です。
上質なウールを手紬で製糸し、天然染料を用いて染色。
それをパイルに使用しています。
手紬のためモダン・ギャッベのような、どっしりとした重さがあります。
茜で染色した落ち着いた赤色の地に、端正な糸杉や、美しい花々を湛えた生命の樹がよく映え、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
「モダン・ギャッベは、もう卒業」とお考えの方に、ぜひともお勧めしたい一枚です。
■ベラミンは、イランのテヘラン州に位置する町で、首都テヘランの南東約40キロにあります。
アヴェスター記に登場する古代都市ヴァレーナは、かつてこの地にあったと考えられており、近くにある巨大な城塞は、地元の人々からイラジ城塞と呼ばれています。
イラジは英雄トラエタオナの息子であり、この町とヴァレーナとの関係を示唆しています。
ベラミンの経済は主に農業に依存しており、特に果物、穀物、小麦、野菜の生産が盛んですが、近年、工業開発も進展し、周辺には工場が建設されるようになりました。
現在、都市化が進む中でテヘランの衛星都市としての役割を果たし、教育やインフラの発展が進む中で住民の生活水準も向上しています。
ベラミン絨毯はカジャール朝のシャーがクルドやルリ、アラブといった部族の一部をこの地に強制移住させたことを起源とします。
デザインはミナ・ハニ文様やヘラティ文様が有名ですが、パイルには地元の羊から採れた上質なウールが用いられており、緻密な織りと相まって高い品質と耐久性を備えたものになっています。
色彩は明るい朱色や深みのある青色が代表的です。
最近では天然染料で染色された手紡ぎのウールを用いた古典調の絨毯が製作されるようになりました。
■普段の手入れは週に1度、パイルの流れに沿って軽く掃除機をかけるか箒(ほうき)で掃いてください。
ロボット掃除機はフリンジを傷めてしまうため、使用を控えるかフリンジを絨毯の内側に織り込んでから起動させるようにしてください。
何かをこぼした場合はスプーンなどを用いて掬い取り、その後、水で濡らして固く絞ったタオルなどで汚れを除去します。
水で薄めた中性洗剤なら使用しても構いませんが、できるだけ擦らないようにしてください。
乾いたタオルなどで水分をしっかりと拭い取ってから、ドライヤーで乾燥させます。
クリーニングは10年に1度、必ず手織絨毯専門のクリーニング業者に依頼してください。
自分で洗ってしまうと、絨毯に修復不可能なダメージを与える可能性があります。
保管する際には防虫剤をお忘れなく。
■その他ご不明な点があれば遠慮なくお問い合わせください(お問い合わせの際には、必ず品番をお伝えくださいますようお願いします)。























